山 行 報 告
2009/12/5 丹沢広沢寺・遭難対策訓練   メンバ:大高ぁ、鈴木、小俣、内山、他1名  記録:大高ぁ




【コースタイム】

(12/5)
7:00瀬谷駅=8:00海老名駅=広沢寺温泉駐車場=弁天岩=広沢寺温泉駐車場=海老名駅解散




【記 録】

 11月に行われた神奈川岳の遭難対策講習会のおさらいをすべく、広沢寺弁天岩へ行く。

 Sさんが前日の宴会の延長線上でハイテンションである。Oちゃんは猫のようにいじくられて喜んでいた。モミソ岩のほうが適しているのであるが、おそらく前日組にせんりょうされているだろうことが予想されるため、広沢寺にする。

 昼から雨とのことであるが、朝晴れていた空が広沢寺に着くころ、灰色の雲に覆われだした。練習は昼までかな。弁天岩中央のハングにトップロープをセットし、こぶの通過のための制動器の付け替えの訓練を行う。

 小俣推奨の補助ロープによる、残置しないで済む補助ロープを使った方法を行う。この方法は神奈川岳連の遭難対策で行っていない方法である。この方法だと、カラビナやシュリンゲを残置しないで済むことができる。

 また補助ロープがなくても、ロープの末端を使うことができるので、シュリンゲや補助ロープがなくてもできるとのこと。実際にロープの末端を使い、試してみた。

 システムとしては、岳連で行っている、システムと同じで、別のオートブロックやこぶに直接ムンターを接触させて、荷重を移すやり方と同じである。荷重を移すブレーキシステムにポロネの末端を変えて回収できるシステムを取り入れた形である。

 実際に何度か試してみたが、一応止まるし、回収も出来る。よく使用しているとのことなので安全性は問題はないと思うが、いかんせん2度ほどの練習では、検証にはならず確信は持てない。
 
 昼ごろから時折強い雨となるが、熱心なメンバーはそれでもめげずに実戦さながら、雨の中3時ころまで2回つづ行う。しかし雨脚が強くなり、本日のおさらいはこぶの通過のみで終了。見学者も実践して満足した様子。ぜひ入会してもらいたい。

 帰りは、内山の購入した100円みかんをみんなで食べながら帰る。甘い。この続きをまたモミソ岩で行いたい。